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衆院選、中道は49議席/比例1043万票、大きな期待担う/野田、斉藤共同代表が記者会見

公明新聞2026年2月10日付 1面

 8日に投開票された第51回衆院選(定数465)で中道改革連合は、小選挙区で7人、比例区では全国11ブロックで42人が当選し、計49議席を獲得した。公示前の172議席には届かなかった。自民党は316議席を得て、単独の政党としては戦後初めて3分の2を確保。日本維新の会の36議席を合わせ、与党は352議席となった。中道の野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表は9日、都内で記者会見し、衆院選結果について大要、次のような見解を述べた。=23面に関連記事

■民意、謙虚に受け止める

 【衆院選結果】

 野田 極めて悪天候の中、投票所に行っていただいた皆さまの結果だ。その民意を厳粛に謙虚に受け止めなければならない。私どものチャレンジは意義があったと思うが結果は大敗だった。多くの議席を失ったことは痛恨の極みだ。

 斉藤 寒い中、ご支援くださった方に心から御礼申し上げます。比例区では1043万票をいただいたのは大きな期待の表れだ。中道の議席は自民党と比べて6分の1だが、比例票は自民党の半分だ。中道の働きは、これからの日本の方向を誤らせないという非常に大きな使命を持っている。

 【基本政策】

 野田 中道は「原発に依存しない社会」をつくるとしており(立憲民主党が)従来言っていることと整合的だ。平和安全法制についても、この10年間は違憲状態は発生しておらず、大きく外れた話ではない。コアな支持者に対して、丁寧に説明する時間がないまま走らざるを得なかったところは残念だった。

 斉藤 中道の理念の下に、それぞれの党を離党して、政策合意して集まってくることが大切ではないか。烏合の衆ではないことを申し上げたい。

 【今後の党運営】

 野田 平和国家の道をまっすぐ進むことと、生活者ファースト、クリーンな政治、包摂社会をつくろうと街頭演説会で訴え、共感や理解をいただいた。国会活動で言い続けることによって効果が発現してくる可能性もあるので、この種火はしっかり維持したい。

 斉藤 今の日本や世界が置かれている状況の中で、中道の塊を今後大きくしていかなくてはならない。それが日本のために必ず必要だとの信念を持ち、今後どのようにすれば議席の最大化を図れるかという観点から丁寧に協議を進めたい。