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(いよいよ衆院選)だから公明党!

公明新聞2024年10月11日付 3面

 15日(火)公示、27日(日)投票の衆院選が目前に迫りました。衆院選は、有権者が「小選挙区」と「比例代表(比例区)」の2票を投じます。他党にはない公明党の力や持ち味を紹介するとともに、有権者の投票行動に関してまとめました。

■「小さな声を聴く力」がある/現場目線、生活者目線で政治進める

 一人一人の“小さな声”を聴き、政治に反映させる“大きな力”があるのが公明党です。現場目線、生活者目線の公明党がいるから、自公政権は幅広い国民の声を受け止めることができます。夜回り先生・水谷修氏も「一人に寄り添う人間主義を掲げ“国の明日”を国民と一緒につくってきた」と評しています。

■例えば、こんな実績

▽「ひとり親の税軽減が未婚だと受けられない」。切実な声から婚姻歴などを問わない控除を実現

▽アレルギー疾患の子を持つ母親の声を聴き、クルミやカニなどの食物アレルギー、アトピーといった疾患への対策を実現

■「ネットワークの力」がある/国会・地方議員が連携し政策実現

 公明党には全国約3000人の国会・地方議員が連携し、政策を実現する「ネットワークの力」があります。地方議員が各自治体で実現した先進的な施策が、国会議員との連携により国の施策として実現しています。また、国で課題解決への制度や財源を準備し、自治体で取り組みの具体化をリードしています。

■例えば、こんな実績

帯状疱疹ワクチン接種の助成を各自治体で推進。国で来春に開始見込みの定期接種化もリード

公立小中学校の耐震化エアコン設置へ国で予算を確保し、地方議会でそれを活用するよう訴え、全国津々浦々で実現

■政治改革の先頭に立つ/いち早く具体案示し改正法に反映

 クリーンな政治の実現へ、改革の先頭に立つのが公明党です。今年6月成立の「改正政治資金規正法」の議論では、他党に先駆けて具体案となる「政治改革ビジョン」を発表し、粘り強く交渉したことで、当時の首相が公明党案をほぼ丸のみ。当初の自民党案より厳しい内容の改正法【別掲】となりました。

■改正法の主な内容

▽議員の責任逃れを許さない、いわゆる「連座制」の強化

▽政治資金パーティー券購入者の公開基準額の「5万円超」への引き下げ

▽政治資金をチェックする「第三者機関」の設置

■「2票」を使い分ける有権者も多い

小選挙区=他党支持でも、比例区は公明党の可能性

 衆院選は、小選挙区では候補者名を、比例区では政党名を書いて投票する「2票制」です。調査によると、小選挙区と比例区で異なる政党に投票する「クロス投票」=「2票の使い分け」をする有権者が、かなりの数に上ります。他党候補の支持者であっても、比例区では公明党を支持する可能性が十分にあります。

 「明るい選挙推進協会」が前回衆院選(2021年10月)後に全国で実施した調査では、小選挙区で自民党候補に投票した人の3割近くが比例区で、公明党や立憲民主党など他党に投票【グラフ参照】。小選挙区で立憲の候補に投票した人の1割が比例区で、自民、公明の与党に入れました。

 クロス投票は「1党のみの支持に偏りたくない」といった有権者のバランス感覚の表れとされます。1人を選ぶ小選挙区では「政権選択」の色合いが濃くなる半面、全政党が選択肢となる比例区では「政策や実績」などで判断する傾向が強くなります。小選挙区で他党支持の人にも、“公明党だからこそ”の政策や実績を訴えていくことが、比例区での支持拡大につながります。