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(石井代表が都内で街頭演説)衆院選勝利し改革断行/政治に対する信頼回復へ/物価高対策や子育て支援、国民目線の政策実現
公明党の石井啓一代表は衆院解散から一夜明けた10日午前、都内で開かれた街頭演説会に出席し、15日(火)公示、27日(日)投票の衆院選の勝利へ公明党への絶大な支援を訴えた。席上、石井代表は「政治への信頼を取り戻すことができるのは、結党以来、『清潔な政治』『クリーンな政治』を旗印に闘ってきた公明党しかない」と力説。政策活動費の廃止や政治資金をチェックする第三者機関の設置など「公明党が大胆な政治改革を進めていく」と訴えた。=2面に演説要旨
石井代表は、自民党派閥の政治資金問題を受け、公明党が政治資金規正法の改正をリードしたと強調。公明党の主張で盛り込まれた、いわゆる「連座制」の強化について「厳しい罰則を設けて、不正に対する抑止力を高めた。『秘書任せで何も知らない』という国会議員の言い訳は通用しなくなる」と述べた。
一方、公明党は民主党政権下でも議員の監督責任を強化するための同様の法案を提出していたことを紹介し「当時、政権与党だった民主党は、公明党の改革案を廃案にしてしまった。立憲民主党が今ごろ政治改革を言っても、とても信用できない」と糾弾した。
自公連立政権の中で果たした公明党の役割については「小さな声を丁寧に聴き、国と地方のネットワークの力で粘り強く政策を実現してきた。公明党の取り組みをさらに強化し、国民のために全力で働く」と強調した。
重要政治課題では、物価高対策を挙げ、自治体への交付金支給によって「地域の実情に応じた対策にしっかりと取り組んでいく」と力説。子育て支援では「子育て・教育費用を圧倒的に引き下げ、世界一、子育てしやすい日本にする」と述べ、出産費用や高校授業料の実質無償化の推進に取り組むと語った。
河西宏一、大森江里子、中村真大の各氏(いずれも衆院選予定候補=比例東京都ブロック)が必勝へ決意を訴えた。