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(衆院選)比例区、全国で押し上げを/情勢が一段と緊迫/石井代表ら街頭演説で呼び掛け
■執念の猛攻、最後まで
27日(日)の投票日まであと2日と迫った衆院選。比例区の全11ブロック(総定数176)で公明党は、大攻勢で拡大するも、情勢は一段と緊迫している。このままでは、前回獲得した23議席を獲得できるかどうか全く予断を許さない状況だ。石井啓一代表は連日、各地の街頭演説会に駆け付け「逆転勝利へ比例区公明党を勝たせてほしい!」と力の限り訴えている。投票先が決まっていない有権者はまだ多い。公明の大逆転勝利へ、全国どこでも「比例区は公明党」と最後の最後まで訴え、押し上げていこう!
■四国
公明党の石井啓一代表は24日、高知市など高知県内5カ所で、山崎正恭候補(比例四国ブロック)と共に、議席獲得へ公明党への絶大な支援を訴えた。
石井代表は、「野党は政権構想の選択肢を示しておらず、有権者に対して無責任だ」と厳しく批判した。また、電気、ガス、燃油に対する支援の継続、年金生活者への給付金など物価高対策を実行するとともに、南海トラフ地震に備えた防災・減災対策もさらに進めていく考えを示し、「国民の命と暮らしを守れるのは、自公連立政権しかない」と力説した。
山崎候補は「57年間守り抜いてきた四国の1議席を断じて失うわけにはいかない」と訴えた。
■東京
公明党の山口那津男常任顧問は24日、比例東京都ブロックで激闘を続ける河西宏一、大森江里子、中村真大の各候補とJR目黒駅前で街頭演説し、「現場第一で実態に合った政策を形にできるのが公明党だ」と訴え、悲願の3議席奪取へ力強い押し上げを呼び掛けた。
山口常任顧問は、党のネットワークを生かし、帯状疱疹ワクチンの助成を全国に広げ「来年度からいよいよ定期接種になる」と力説。各自治体では国の支援で浮いた財源を活用し、無償化なども進められるとして「ここまで政策を実行できるのは、あらゆる政党で公明党しかない」と力を込めた。
河西、大森、中村候補は「一丸となって最後の最後まで比例3議席奪取に向け、全力で戦っていく」と訴えた。
■近畿
公明党の竹谷とし子副代表は24日、比例近畿ブロック4議席奪還へ、京都市内などで竹内譲候補(同ブロック)と共に街頭演説を行い、「政治改革や日本経済の再生、少子化対策を実現できるのは公明党だ」と強調した。
竹谷副代表は、若者の就職先がなくなるなど旧民主党政権で傷んだ日本経済の立て直しに、公明党は全力を挙げてきたと力説した。その上で、「賃上げなど再生の兆しが出てきた大事な時に、野党に政権を委ねれば、当時に逆戻りしてしまう」と述べた。
竹内候補は、消費税の軽減税率導入や子育て支援の拡充などの実績を通し、「国民生活を守り、希望の未来をつくるのは公明党だ」と訴えた。