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(“青切符”4月導入)自転車交通安全教室開く/高校生対象に規則厳守を呼び掛け/愛知・豊田市

公明新聞2026年3月27日付 7面

 4月から自転車の交通違反に反則金が科されるのを前に、愛知県警は高校などで自転車交通安全教室を開いている。このほど、県立豊田工科高校(豊田市)で開催。利用者に対する取り締まりや安全教育を担う県警の専従部隊「BーForce」が生徒約480人にルールを指導した。同校での開催を提案した公明党の加藤貴志県議が見学した。

 道路交通法改正により、4月以降、16歳以上が自転車で信号無視などの交通違反をした場合に反則金を科す「青切符」が交付される。違反行為は計113種類。同教室では、犯しがちな違反を「BーForce」が実演し、分かりやすく説明。どの行動が違反になるのか、見て分かるようにした。

 生徒たちは、実演運転の中から八つの違反を見つけ、学びを深めた。具体的には携帯電話使用(反則金1万2000円)、逆走(同6000円)、イヤホン装着、傘差し、一時不停止(同5000円)、二人乗り運転、並進(同3000円)、飲酒運転(同50万円=赤切符)--。県警は解説後、「事故に遭わないよう交通ルールを守って自分の身を守る行動を」と呼び掛けた。

 安全教室では、ヘルメット着用の重要性も学んだ。県警は、2024年に県内で起きた交通事故死亡者のうち自転車運転者は23人で、そのうち22人がヘルメットをしていなかったことを説明。「命を守るため正しくヘルメットを装着しよう」と呼び掛けた。高校2年の男子生徒は「何をしてはいけないのか、どのくらいお金を失うのか知り、気を付けて運転しようと思った」と話した。

■公明県議が開催提案

 県警と同校に対して教室開催を呼び掛けたのが公明党の加藤貴志県議。きっかけは、学校付近の住民から聞いた「車道を走る高校生が危ない」「歩道を通れるようにしてあげてほしい」といった声だった。

 加藤県議は県警と意見交換をする中で、4月からの道路交通法改正について生徒に啓発することを提案。学校側との橋渡し役となり、安全教室が実現した。同校の山内啓教頭は「生徒が自分の運転を見直す良いきっかけになったのではないか」と話していた。

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