中道改革連合の小川淳也代表、立憲民主党の水岡俊一代表、公明党の竹谷とし子代表は31日夕、国会内で会談した。竹谷代表は立憲が中道への合流をしない方針を決めたことを受け「公明党のみが合流することは控える」と表明。小川代表は「中道勢力の拡大と政権交代に向け『新たな形態』を見いだしたい」と提起した。その上で3党党首は、政策や国会運営など、これまでの協力関係を継続していく方針を確認した。 冒頭、小川代表は、3党が合流に至らなかったことについて「大変申し訳なく、残念だ。ご支援、ご期待を寄せていただいた皆さまに深くおわびしたい」と陳謝。その上で「合流が実現しなかったことをもって、社会の多様性や個人の尊厳を守り抜こうとする中道政治を守る決意が揺らぐものではない」と強調した。 「新たな形態」への移行に関しては、秋に予定される臨時国会を見据え「諸課題の整理を踏まえて、迅速かつ丁寧な検討を行いたい」と説明。「衆院選で国民の負託を受け、大きな責任を感じている。中道改革勢力結集の軸を維持していくために、衆院における統一会派の結成をめざす」との考えを述べた。 竹谷代表は「これまでも、またこれからも中道政治の実現をめざしていくことは変わらない」と強調。公明党のみ先行合流をしないとしたことについては「中道の惜敗者から否定的な意見が報道されており、公明だけが合流した場合に、公明色が強い中道となり、かえって惜敗者が離党するなどの動きが出れば、中道の塊を大きくしていくことに逆行する。こうしたデメリットを考えて判断した」と説明した。 一方、3党党首は、来年春の統一地方選や災害対応、飲食料品の消費税減税に関する法案への対案などをはじめ、現行の3党の協力体制を継続、拡大していくことを申し合わせた。 会談後、公明党の西田実仁幹事長は記者団に対し「参院立憲の合流は1月の中道結党時、公党間の約束事だった。この半年間、交渉、協議に全精力を注いできたが、立憲が合流しないと決定したのは大変残念だ」と強調。今後の3党協力のあり方については「合流は協議の議題とせず、幅広い連携を模索していく」と述べた。