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都民の暮らし守り抜く/水道基本料金、今夏“ゼロ”に/都議選予定候補が街頭で力説

公明新聞2025年5月26日付 1面

 6月13日(金)告示、同22日(日)投票の東京都議選の勝利へ、激戦に挑む公明党の予定候補者は24、25両日、各地で街頭演説を行い、都民の暮らしを守る政治を貫くと訴えた。竹谷とし子代表代行、河西宏一青年局長(衆院議員)が応援に駆け付け、公明党の政策実現力をアピールした。

 竹谷代表代行は25日、豊島区、調布市、北区で街頭演説を行った。この中で竹谷代表代行は、高騰するコメの価格抑制に向けて、政府備蓄米を有効活用するため、5キロ2000円台で販売できる業者と随意契約するよう政府に求めたことを報告。一方で、「農家の所得が確保されなければ、農家がコメを作ることができなくなる」と指摘し、生産者が継続して営農できる施策を進めると訴えた。

 物価高対策では、都議会公明党の要望を踏まえ、都内全ての一般家庭を対象に、今夏の水道基本料金が無償化されることが決まったと報告した。

 谷きみよ党都本部女性局次長(都議選予定候補=豊島区)は「共感力と突破力を生かし、一つ一つの課題解決に全力を尽くす」と力説。いいだ健一党都青年局次長(同=調布市・狛江市<北多摩3区>)は、現役の子育て世代として「物価高対策、教育改革、シニア支援に若い力で取り組む」と訴え、大松あきら都議(同=北区)は、荒川の流域治水対策に取り組む決意を表明し「命を守る対策に全力を挙げる」と力を込めた。

 一方、河西氏は24日、足立区で街頭演説。河西氏は、都議会公明党がめざす英語教育強化の政策について「日本の成長戦略だ」と力説。日本の優れた技術などを海外へ売り出し、経済を良くするため「東京から全国に英語教育の大波を広げる」と語った。

 うすい浩一都議(同=足立区)は、がん対策や認知症施策に触れ「声を力に全力で働く」と語り、大竹さよこ区議(同)は、教育支援を進めて「子どもたちの将来の選択肢を増やす」と訴えた。