公明党の竹谷とし子代表は17日午後、秋田市内で開かれた党秋田県本部(代表=松田豊臣県議)の政経懇話会で講演し、中道改革連合、立憲民主、公明3党の連携について「バラバラではなく、一つの塊として力を持っていくことが重要だ。日本と世界の平和を守り、庶民の暮らしを守り抜く中道政治の実現を果たしたい」と述べ、中道政治の勢力を大きくする意義を訴えた。=関連記事2面
竹谷代表は、イラン情勢に伴う石油関連製品の供給不足、原油価格の高騰などが経済や生活に打撃を与えている状況について「4月上旬までに3党で全国1万2000件を超える声を伺い、直ちに補正予算を編成すべきだと3党で繰り返し訴えてきた」と強調した。
その上で、政府が補正予算の検討を始めたとの一部報道に触れ「あまりにも遅く、国民生活の痛みに対して感覚が鈍い政権になっているのではないか」と指摘。「現場の声を基に3党で協力し、今、何が国民に必要かを政府に力強く訴え、実現させるまで取り組んでいきたい」と力説した。
■ブレーキ役なき与党の安保政策に大きな危惧
厳しさを増す国際情勢を巡っては「世界で戦争が起きている中で、日本が戦後、平和国家として歩んできた道を貫くことが問われている」と指摘。公明党が政権で果たしてきた“ブレーキ役”を欠いた与党の下での安全保障政策に関して「大きな危惧を感じており、何とか止めなければならない」と危機感を示した。
来賓として出席した中道の小川淳也代表は、3党連携の意義について「日本も世界も、右傾化しつつある中、3党が懐深く力を合わせ、国民に安心していただく政治の核となるべく努力を積み重ねたい」と主張。物価高対策を巡っては、「一刻も早い経済対策の策定が必要だ」と語った。
政経懇話会には、秋田県市長会の沼谷純会長(秋田市長)、公明党の佐々木雅文東北方面本部長、横山信一の両参院議員のほか、中道の庄子賢一衆院議員、立憲民主党の薄井司県議が出席し、あいさつした。





