中東情勢の長期化が国民生活に深刻な影響を及ぼしています。そのような中、中道改革連合、立憲民主、公明の3党が結束し、国会で躍動しています。ベテラン党員のヒデトさん、2児を育てるケイコさん、現役世代のタカシさんによる「コウメイトーク」をお届けします。 ■1万2000件の声集め具体策提案 ケイコ 最近、近くのスーパーでどんどん食品の値段が上がっているわ。子どもがまだ小さいから、いろいろな食材を食べさせたいのに……。 タカシ 私が働いている会社でも、石油由来製品の仕入れ値が上がったり、入手が困難な状況になっています。これからどうなるのか本当に不安です。中道、立憲、公明の3党は、中東情勢の影響が出始めた頃から、この問題に真剣に取り組んでいますね。 ヒデト 3党は3月から4月上旬にかけて、全国で影響調査を個人や企業に行い、1万2000件超の声を集めたんだ。集計した結果、物価が「上がった」と実感する人が98・2%に達し、生活必需品の購入を控えざるを得ない層が過半数を占め、家計に深刻な打撃を与えていることが明らかになった。企業への調査でも「大きな影響」「やや影響」との回答が8割を超えていたよ。 ケイコ 皆さん、物価高を実感しているんですね。中東情勢の悪化に伴う原油調達について政府は「必要な量は確保している」としていますが、実際に現場がどのような状況なのか、3党の代表がそろって建設会社に調査もしました。現場では原油由来の資材不足や高騰が深刻化している実態を改めて確認しました。 ヒデト 影響調査で浮き彫りになった深刻な状況を踏まえ、3党は、2026年度予算の修正や、迅速な補正予算の編成を国会質問や提言で繰り返し求めてきました。その度に首相は「必要ない」と言っていましたが、とうとう重い腰を上げ、補正予算編成の検討を表明しました。 ■困っている現場に届く支援訴え抜く タカシ 5月20日には、今国会初の党首討論が行われ、3党代表が首相に直接、対策を迫りました。 ヒデト 中道の小川淳也代表は「資材の入手困難など、あらゆることで苦しんでいることから十分な手を打つ必要がある」と訴えたね。立憲の水岡俊一代表は、平和構築に向けて外交努力の必要性を力説したよ。 ケイコ 公明党の竹谷とし子代表は「夏休みで学校給食がなくなると痩せてしまう子どもがいる。今年はさらに深刻な状況になると危惧している」と、育ち盛りの子を育てる私たちの思いを代弁してくれたわ。 タカシ 各党の強みを生かしながらも、タッグを組んで訴えたから、一つの大きな力になったと感じました。ところで補正予算の内容は、どうなりましたか。 ヒデト それがね……。大半が予備費の積み増しだったんだ。 タカシ え!? それじゃ、物価高対策で政府が具体的に何をしてくれるか、分からないじゃないですか!! ケイコ だから3党は、困っている人に支援が届くよう、緊急経済対策を申し入れ、夏の電気・ガス料金引き下げや、従業員への休業手当を助成する雇用調整助成金の拡充など具体策を提案。補正予算の審議では組み替え動議や修正案を提出し、訴えました。 ヒデト 政府は国民の窮状を全く分かっていない!! 3党は毎週、幹事長と国会対策委員長が会談し、法案や政策などを協議している。3党の連携がより強固になれば、政府に対して訴える力もさらに大きくなっていくはず。今後も、私たちの声を政府に届ける3党の動きに期待したい。 ■法案審議でも一致結束 ケイコ ところで、3党は、どう連携しているの? ヒデト 本来は別々の党だから、法案への賛否などを一致させることは難しいんだよ。だけど、3党は毎週の幹事長会談に加えて、政策決定の仕組みとして「合同政調審議会」を作り、法案への対応を協議しているんだ。 タカシ 党の成り立ちは違うけど、多様な人材が集まると、いろいろな知恵が生まれそうだね。 ヒデト 3党で協力して予算案の修正だけでなく、重要法案の対案を次々と政府に提案しているんだ。防衛装備品の輸出について、運用の厳格化を求める提言をしたのも一例だよ。 タカシ 冤罪被害者を救済する再審制度の見直しを巡っては、袴田巌さんの姉・ひで子さんと意見交換したという報道を見たよ。どんな決着になるのか、目が離せないね。 ケイコ 公明党は中道に合流するの? ヒデト 公明党の西田実仁幹事長は、その「準備と決意がある」と言っている。中道勢力の拡大にも注目だ。