SNSやLINE、メールマガジンなどを活用した情報発信は、議員活動を広く知ってもらい、支持の輪を広げる有効な手段となっている。一方、継続的な発信には時間や労力、工夫が必要で、「何を発信すればよいか分からない」と悩む声も。兵庫県芦屋市で活動する公明党の田原俊彦市議は、地域に根差した情報発信を積み重ね、メール・LINEマガジンの配信が900号を突破した。その実践と反響の声を紹介する。 ■受信者400人超 田原市議が配信を始めたのは2013年8月。「普段、議員が何をしているのかが見えるようになれば」との要望に、少しでも応えたいとの思いからスタートした。 当初はメルマガ登録者への配信のみだったが、スマートフォンの普及や情報発信手段の変化に合わせ、LINEでの配信も開始。今では、メル友約70人、LINEの友だち登録者約400人に届けている。 継続の秘訣について田原市議は、「週1回以上の発信を心掛けているが、あまり肩肘を張らず、気楽な気持ちで投稿を続けることが大切」と話す。最近の話題や受け取る側の関心に寄り添う視点も欠かせないと強調する。 一方で、「自分の思い込みだけで書くと長文になったり、分かりづらい表現になったりすることもある」。そのため、「配信前には必ず妻に読んでもらう。一番客観的に見てくれて、不要な部分は削った方がいいとアドバイスをくれるので助かっている」と語る。 ■「今知りたい」が継続的に 「田原議員のLINEはとてもタイムリーで、『今知りたい』という情報が届くので役立っています!」。こう話すのは、市内在住で日頃から田原市議の活動を支え、マガジンを受信する党員の自念雅子さんと西中伸恵さんだ。 自転車用ヘルメット購入費補助や台風情報、暮らしに関わる身近な話題など、配信された情報をきっかけにママ友との会話が弾むこともあるという。 また、市議会公明党の議会での取り組みなども発信されているため、「実績が実現するまでのプロセスが時系列で分かるのがありがたい」と評価。「議員を身近に感じられることも魅力」とも話す。 ■支持拡大へ発信力磨く 自念さん、西中さんは「今後も身近な存在として、日々の活動を発信し続けてほしい」と期待を寄せる。これに対し田原市議は、「公明党の理念を具現化するためのツールとして、これからもメルマガやLINEを通じて情報を届け、党勢拡大につなげていきたい」と決意を語った。