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若者が輝く社会めざす/佐々木女性局長が神奈川でユーストーク/安江青年副委員長が愛知の街頭演説で訴え
公明党の佐々木さやか女性局長(参院議員、参院選予定候補=神奈川選挙区)と安江のぶお青年委員会副委員長(同=愛知選挙区)は6日、若者との懇談会「ユーストークミーティング」や街頭演説で、若者が輝く社会へ全力を尽くすと訴えた。
■私立高校無償化、拡充して
佐々木氏は、横浜市で開かれた党神奈川県本部青年局(局長=竹野内猛市議)主催のユーストークミーティングに参加し、子育て世代の市民と意見交換した。
この中で、横浜市内の飲食店にパートで勤務している稲垣可夜子さんは、神奈川県が進める私立高校授業料無償化に所得制限があることについて「努力の証しである所得が原因となって支援が受けられないのは悩ましい」とし、所得制限の緩和を訴えた。
横浜市内で高校3年生と小学6年生を育てる太田幸恵さんは、子どもが東京都内の私立高校に通っていることに触れ、「授業料無償化の対象が都民だけで、格差を感じる」と語った。
発達障がいの子どもが安心して過ごせる居場所の充実などを求める声も上がった。
終了後、佐々木氏は「私立高校無償化の所得制限撤廃といった子育て、教育支援をさらに進めていく」と力を込めた。
■被選挙権年齢引き下げも
安江氏は、党愛知県本部(代表=里見隆治参院議員)が名古屋市内で開催した新春街頭演説会に出席した。
安江氏は、最年少の参院議員として、若者が輝く社会に向けた環境づくりを進めていくと強調。若者が政治に深く関わることができるよう、学校での主権者教育の充実、被選挙権年齢の引き下げに取り組むと述べた。
一方、子育て支援のさらなる推進にも挑むと訴え、「現役世代が希望を持てる社会を築く」と力説した。
街頭演説では、新妻ひでき参院議員(同=比例区)も参加。新妻氏は、公明党が今春に「平和創出ビジョン」を策定するとの方針を紹介し、「今年は戦後80年の節目だ。核兵器のない社会をつくっていく」と強調した。
里見県代表は、中小企業の賃上げによる経済振興を進めると述べ、「国と地方議員のネットワークで、皆さまの声を政治に届けていく」と力説した。