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(15日公示、27日投票)衆院解散、総選挙へ/勢いと団結で勝つ/石井代表ら力説

公明新聞2024年10月10日付 1面

■公明が政治改革の先頭に

 衆院は9日午後の本会議で解散された。これを受け政府は臨時閣議を開き、第50回衆院選の日程を「15日(火)公示、27日(日)投票」と決定。公明党は解散後、衆院第2議員会館で衆参両院議員総会を開き、全議員が“火の玉”となって走り抜き、断じて勝ち抜くことを誓った。石井啓一代表は両院議員総会などで「解散から18日後の投開票という超短期決戦だ。勢いよくスタートし、結束して必ずや勝利したい。結党60年を衆院選の勝利で荘厳していく」との決意を表明した。=2面に関連記事

 石井代表は今回の衆院選の意義について「どの政党、候補者が本気で政治改革をやろうとしているのか。政治改革の本気度が問われる選挙になる」と力説。政治改革とともに「物価高対策や、内政上の最大の課題である少子化対策、防災・減災を中心に訴えたい」と強調した。

 公明党の獲得議席目標については「11小選挙区の完全勝利、比例区現有23議席以上をめざす」と力説した。

 西田実仁幹事長は「衆院選は政権選択選挙だ。自公政権に再び政権を担わせていただけるか、別の選択なのかが問われる」と指摘。野党が「政権交代前夜」と発言していることに対し「野党は政策がバラバラだ。立憲民主党と日本維新の会は一緒に政治資金規正法改正案を出すと言っていたができず、立憲と共産党は安全保障政策が全く一致しない」と述べ、「こういう野党に政権を任せるわけにはいかない。自公は結束し国民の負託に応える」と訴えた。

 谷合正明参院会長は、かつて民主党政権が国会閉会中の参院での災害対応をできなくした不手際を振り返り「自公が政権奪還して以降、緊急事態に参院が対応できるよう手続きを取っている」と強調。「衆参が一番結束している公明党が力を合わせて勝つ」と力説した。

 山本かなえ氏(衆院選予定候補=大阪16区)が決意を訴えた。

■勝利の突破口断じて/山本(か)氏が決意

 昨年5月に衆院選大阪16区の予定候補者として公認されて以来、1年4カ月の間、党員、支持者の皆さまをはじめ、多くの方々に支えていただきました。本当にありがとうございます。前職の北側一雄副代表への感謝も言葉に尽くせません。

 いよいよ決戦です。この度の戦いは、いまだかつてなく厳しいですが、国民生活を守るため、日本の将来を守るために、断じて負けるわけにはいきません。

 結党60年へ、立党精神を胸に、最後の最後まで死力を尽くして戦い抜いてまいります。全員完勝を必ず勝ち取るため、堺から勝利の突破口を開くとの決意で頑張っていきます。