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衆院選、逆転勝利へこう語ろう!

公明新聞2024年10月25日付 3面

 27日(日)投票の衆院選まであと2日。公明党の逆転勝利には、保守・無党派や他党支持の人への支持拡大が大切です。相手に応じた語り口をまとめました。

■(保守・無党派の人に)安定の政権は自公だけ。公明が庶民目線を反映

■連立で多様な民意くみ取れる

 政権を安定して担い、国民の暮らしを守れるのは、経験と実績がある“自公”だけ。庶民目線に立つ公明党と自民党が力を合わせるからこそ、多様な民意をくみ取り政治に反映できます。夜回り先生・水谷修氏も「自公連立によってこの国は安定して成り立っている」と評価しています。

■政治改革断行へ自民の背中押す

 先の政治資金規正法改正では、公明が自民に抵抗が強い厳しい案を示して説得。最終的にほぼ受け入れられました。「政治とカネに一番きれいなのは公明党だ。だから、自民党に入れたくない人は(比例区で)公明党と書いてほしい」(田村憲久・自民党政務調査会長代行)との声も。

■(「立憲・国民」支持の人に)“悪夢”だった旧民主党政権の体質を引き継ぐ

■実現性乏しい公約政権を担う力なし

 悪夢の旧民主党政権の体質を引き継いでいるのが立憲民主党と国民民主党です。旧民主党が掲げた子ども手当などの公約は総崩れ。円高・デフレを放置し外交安全保障も迷走しました。今回の衆院選公約も実現性や即効性が乏しく、政権は担えません。

■不透明なカネの流れ立憲、国民にも…

 不透明な政治資金の流れを生む温床とされる「政策活動費」。立憲、国民、維新も多額を支給していたにもかかわらず、その使い道は「覚えていない」(立憲・野田佳彦代表)などと開き直るばかりです。公明党は一切、支給していません。

■(「維新」支持の人に)高齢者の医療費負担3割が公約。怒りの声相次ぐ

■命守る防災・減災公約の柱に掲げず

 日本維新の会は衆院選公約で、高齢者の医療費窓口負担を「3割」に見直すと主張。「高齢者いじめだ」「現役世代もいずれ困る」など怒りの声が相次いでいます。

 能登半島地震のように自然災害が激甚化するのに、維新公約の八本柱に「防災・減災」はなし。国民の命を守る責任感が欠如していると言わざるを得ません。

■不祥事だらけで有権者を裏切る

 パワハラや飲酒運転、未成年への性的暴行など、維新では不祥事が多発し、離党者が続出するありさまです。有権者への裏切りが続く党に大事な1票は託せません。

■野党候補は“比例復活”可能/北海道10、埼玉14、東京29、愛知16、兵庫2、兵庫8、広島3の各小選挙区

 衆院選は「小選挙区」と「比例区」の2票制です。小選挙区の候補者が比例区に重複立候補した場合、小選挙区で落ちても比例区での復活当選があり得ます。

■公明は「重複」せず背水の陣

 公明党の小選挙区候補11人は全員、「重複」なし。小選挙区で競り勝つしかない“背水の陣”で挑んでいます。

 一方、北海道10区埼玉14区東京29区愛知16区兵庫2区兵庫8区広島3区において、公明候補と争う有力野党候補は重複し、ほとんどが比例名簿第1位。小選挙区で落ちても“比例復活”する可能性が大いにあります。公明候補を当選させて、野党候補が“比例復活”すれば、合わせて地元選出の衆院議員が2人になります。