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(まちの声 調査班)「中道」知ってますか?/「はい」52%、SNS契機に/駅前(首都圏)で若者130人に聞きました
あす公示の衆院選。新党「中道改革連合」(略称=「中道」)が若者にどれだけ知られているのか。衆院解散の23日から2日間、首都圏の主要駅前で、行き交う18~39歳の若者に取材した。「『中道』を知っていますか?」との質問に回答を寄せた130人のうち、「はい」は68人(52%)。その大半がSNSの情報からだった。=本紙「まちの声 調査班」
■生活直結の政策に好感/食品消費税ゼロ、家賃補助など
23日、午後3時の池袋駅前。通りすがりの女子大学生(23)は、「中道」について「SNSで見た。イイ感じ」とコメント。突如の衆院選に「やる意味が分からない」と首をかしげていた会社員の男性(26)は、「一番まともなのは『中道』だと思う」と語った。
SNSを入り口に「中道」を認識した人がいる一方、「知らなかった」「よく分からない」との回答も半数近くに上る。錦糸町駅前で「これからいろいろ調べて投票先を決める」と語った男子大学生(20)のように、2月8日の投票日までに各党の主張や動向を見比べるという意向も多かった。
今回のインタビューでは、「中道」が掲げる重点政策8本の中から“期待するもの”を選んでもらった(最大三つまで複数回答)。
その結果、①食料品消費税ゼロと社会保険料引き下げ=45人②家賃補助・安価な住宅の提供=32人③社会保険料負担で手取りが減る「130万円のガケ」の解消=18人--が上位に【表参照】。物価高を背景に、生活に直結する課題の解決を望む傾向が見られた。
財源の確保とセットで打ち出した恒久的な食料品の消費税率ゼロは好意的に受け止められ、新宿駅前でフリーターの女性(20)は「自分の生活に直接関わってくるから」と切望。秋葉原駅前で女子大学生(21)は「実現できたらアツイ!」と目を見張った。
一人暮らしの人や進学に伴い実家を出る予定の高校生らからは、家賃への補助を求める声が相次いだ。
このほか「物価高で生活の負担が大きいのに、政治とカネの問題って……」(19歳女性)との憤りも。戦後80年を機に学校で平和学習を深めたという男子高校生(18)は、「戦争は多くの人の命を犠牲にする。起こってほしくない」と非核三原則の堅持を求めた。
■6割が「投票行く」意向
首都圏の駅前で出会った若者の大多数は「支持政党なし」「その都度決める」といった、いわゆる無党派層を自認。政治に無関心との世間一般のイメージに反し、今回の衆院選で「投票に行く」との回答は6割に上った。
また、投票先を決める際は、「政策」を注視する傾向が見られた。渋谷駅前で会社員の男性(26)は、「政治に望むのは、口だけじゃなくて現実路線の政策」と断言した。