新しい畳の道場で心身を存分に鍛えて--。埼玉県本庄市の「武道館」でこのほど、1階にある柔道場の畳232枚が新しく張り替えられた。柔道5段(黒帯)の腕前を持ち、地元の子どもたちの稽古を見守ってきた公明党の栗田弘志市議が改修を後押しした。
■喜ぶ児童「大会で1位になる」
「こんばんは!」「お願いします!」。平日の夜7時、本庄市少年柔道クラブ「養心館」の子どもたちが続々と武道館にやってきた。入口で深々と元気に一礼。畳が新しくなった喜びに、週3日の稽古もがぜん、力が入る。丸刈り頭の主将の小学6年生男児は「県大会で1位になる」と意気込む。
同市は今回、衝撃吸収性に優れた全日本柔道連盟公認の畳を採用。古い畳は経年劣化で傷んだり隙間ができたりし、何よりも固かった。30年近く子どもたちの指導に尽くす養心館の岡崎和美代表は、「以前はマットを使って投げ込みの稽古をしていた。この畳なら、けがのリスクは格段に下がる」と太鼓判を押す。
■黒帯の公明市議が尽力。受け身で衝撃吸収を確認
柔道場は、柔道だけでなく合気道、少林寺拳法の試合などで年間延べ5000人が利用しており、多くの人が畳の改修を望んでいた。養心館のアドバイザーでもある栗田市議は、岡崎代表から要望を受け、市スポーツ推進課と何度も交渉を重ねて実現に導いた。
栗田市議は、このほど養心館の稽古に駆け付け、岡崎代表と組み合った。岡崎代表に「体落」の技を掛けられて受け身を取った栗田市議。「体への衝撃がほとんどない」と新品の畳を確かめた【写真】。
「栗田議員に感謝しています」と岡崎代表。両氏は、生まれ変わった道場で子どもたちが汗を流す様子を見守りながら、「柔道は礼儀や人への気遣いを培える。稽古を通じて心を育み、人間力を磨いてほしい」と願った。





