■党県本部フォーラムなどで竹谷代表 公明党の竹谷とし子代表は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦から81年の「慰霊の日」に合わせて、那覇市で開かれた党沖縄県本部(代表=上原章県議)主催の「SDGs×平和フォーラム」に出席した。席上、竹谷代表は、凄惨な地上戦に加え、米軍統治下で核兵器が配備されていた歴史を踏まえ「最も苦しんだ沖縄を、世界に恒久平和を築くための発信拠点にしていく」と力説した。 フォーラムでは、核廃絶をめざす科学者の国際会議「パグウォッシュ会議」世界大会の沖縄開催をテーマに意見交換。日本パグウォッシュ会議の稲垣知宏代表を迎え、竹谷代表や谷合正明参院会長、中道改革連合の金城泰邦衆院議員が参加した。 現在の世界情勢について、稲垣氏は「核抑止が安全保障の前提になっている」と述べ、核抑止のリスク低減の方策を真剣に考える必要性を強調。核ミサイル発射拠点の遺構がある沖縄でパグウォッシュ会議を開催する意義は大きいと述べた。 竹谷代表は、右傾化する現政権に触れ「日本の平和を守る現実的な安全保障を前に進めるため、歯止めをかけていく」と力説。その上で「沖縄で、パグウォッシュ会議が2030年ごろに開催できるよう、公明党として全力で後押しする」と力を込めた。 金城氏は、非核三原則の堅持に加えて「沖縄を再び核のある島にしてはいけないというメッセージを発信すべきだ」と強調。谷合参院会長は核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加や、東アジア地域での多国間対話機構の創設などの実現を訴えた。 ■沖縄統一選勝利へ結束 これに先立ち竹谷代表は、党沖縄県本部の議員総会に出席し、9月に実施予定の沖縄統一地方選の完勝を誓い合った。 席上、竹谷代表は、同県本部の地方議員に対し「平和のとりでを守る思いで、地域で信頼を勝ち得ていることに感謝の思いでいっぱいだ」と謝意を表明。沖縄統一選については「来年春に行われる全国の統一地方選の前哨戦だ。党一丸となって完勝をめざす」と強調。「『平和を守る』『大衆とともに』の立党精神を日本政治のど真ん中に据えるため、公明党が勝ち続けなければならない」と力説した。