公明党は25、26両日、神奈川、福岡の両県で党幹部が参加し、活発に夏季議員研修会を行った。竹谷とし子代表は25日、横浜市で開かれた党神奈川県本部(代表=三浦信祐参院議員)の研修会で、公明党の地方議員について「公明党の屋台骨、一番の強みは、地方議員だ。一人一人が任されている地域で、国民の幸せと平和を守るために闘っていこう」と呼び掛けた。 ■神奈川で竹谷代表 竹谷代表は、先の特別国会で成立した、政府全体の防災・災害対応の司令塔となる「防災庁」の設置関連法や、頼れる身寄りのない高齢者らへの支援強化などを盛り込んだ社会福祉法等改正法などに触れ、「地方自治体で施策を展開していくに当たり、公明の地方議員の力が必要になる」と強調。公明党のネットワークの力を発揮して地域で必要な施策を推進していく考えを示した。 安全保障政策では、与党が非核三原則の見直しを検討していることなどに触れ「厳しい安全保障環境に対応していかなければならないが、行き過ぎた安全保障政策をすることは、戦後81年、世界から平和国家として日本が信頼を勝ち得てきた歩みを止めてしまう。日本の平和を守るため、非核三原則は絶対に堅持しなければならない」と訴えた。 一方、高市早苗政権が掲げる「責任ある積極財政」について、財政悪化への懸念から金利が上昇し、住宅ローンを組んだ人や融資を受ける中小企業などの負担が重くなっている現状に言及し、「こうした副作用にきちんと手だてを講じるのが責任ある積極財政だが、今は“無責任な積極財政”の状況だ」と指摘。加えて「国民生活、中小企業の苦しみを置き去りにしたまま、自分たちがやりたい法律を無理やり通してきているのが高市政権だ」と断じた。 三浦県代表は「大衆とともに」の立党精神を胸に「物価高などで多くの人が困っている時だからこそ、一人一人と直接会い、信頼を勝ち得ていこう」と呼び掛けた。 会合には、来賓として、中道改革連合の沼崎満子衆院議員が出席。田村伸一郎・川崎市議と、岡崎通子・平塚市議が、地域で信頼を広げる取り組みを活動報告した。 ■(福岡で秋野政調会長)力合わせ統一選勝利を 公明党の秋野公造政務調査会長(党福岡県本部代表)は26日、同県本部が福岡市内で開催した夏季議員研修会に出席し、「今こそ力を合わせ、真の団結で統一外地方選、来春の統一地方選を断じて勝ち抜こう」と呼び掛けた。下野六太参院議員が出席した。 秋野氏は「大衆とともに」の立党精神に触れ、庶民のための政治を実現していこうと強調。公明議員の実践として「私たちの熱量や行動で、国民の政治に対する不信感を期待に変えていくことが重要」と力説した上で「議員が地域に入り込み、一人一人との信頼を積み重ねていきたい」と訴えた。 下野氏は「公明党のネットワークの力をアピールしながら、統一地方選勝利へ前進していく」と力説した。 研修会では、党勢拡大や議員力向上に向けたグループディスカッションが行われ、永島弘通県議、生野薫・久留米市議が活動報告した。