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(皆さまのご支援に心から感謝)公明、逆風突き健闘/岡本、赤羽、中野氏ら激戦制す/比例区で沼崎、西園氏が初当選

公明新聞2024年10月28日付 1面

■石井代表ら惜敗

 27日に投開票された第50回衆院選は、公明党が擁立した4小選挙区(東京29区兵庫2区、同8区、広島3区)で劣勢をハネ返し、激戦を突破。埼玉14区の石井啓一代表は惜敗した。比例区では、18議席以上の獲得が確実。自民、公明の与党両党は過半数(233議席)に届かないことが確実な状況となった。今回の衆院選で公明党は「希望の未来は、実現できる。」と掲げ、徹底した政治改革や国民の暮らしを守る政策実現に総力を挙げると訴えた。超短期決戦の中、昼夜を分かたず献身的なご支援をいただいた党員、支持者ならびに創価学会員の皆さまに心から感謝を申し上げます。

 新たな区割りとなった東京29区の岡本三成氏は執念の拡大で逆転勝利。兵庫2区の赤羽一嘉氏、同8区の中野洋昌氏は最終盤の追い上げで大激戦を制した。広島3区の斉藤鉄夫氏も激戦を突破した。

 一方、北海道10区の稲津久氏、埼玉14区の石井代表、愛知16区の犬飼明佳氏、大阪3区の佐藤茂樹氏、同5区の国重徹氏、同6区の伊佐進一氏、同16区の山本香苗氏は党員、支持者の昼夜を分かたぬ懸命な支援で最後まで追い上げたが及ばず惜敗した。

 比例区は北海道ブロックの佐藤英道氏、東北ブロックの庄子賢一氏、北関東ブロックの輿水恵一、福重隆浩の2氏、南関東ブロックの角田秀穂、新人・沼崎満子の2氏、東京都ブロックの河西宏一氏の当選確実の報が届いた。

 東海ブロックの中川康洋、新人・西園勝秀の2氏、北陸信越ブロックの中川宏昌氏、近畿ブロックの竹内譲、浮島智子、鰐淵洋子の3氏、中国ブロックの平林晃氏、四国ブロックの山崎正恭氏、九州・沖縄ブロックの浜地雅一、吉田宣弘、金城泰邦の3氏も激戦を制した。

 東京都新宿区の党本部内の開票センターでは、党幹部が全国の開票状況を見守った。西田実仁幹事長はテレビの中継番組に出演し「党員、支持者、創価学会員の皆さまの奮闘に御礼を申し上げます」と謝意を述べた。