公明新聞電子版 詳細ページ
都議選、告示(6月13日)まで3カ月/公明22氏、総力戦で押し上げを/6月22日(日)投票
6月22日(日)投開票の東京都議会議員選挙(42選挙区=総定数127)は、6月13日(金)の告示まで3カ月と迫った。今回の都議選は12年に1度、参院選と同じ時期に行われる。参院選への影響が大きく、各党とも前哨戦として国政選挙並みの態勢で臨む。公明党は20選挙区で22人(現16、新6)を擁立し、全員当選に全力を挙げる。
3月12日時点で各党・勢力が発表している顔触れは、公明22のほか▽自民30(現22、新7、元1)▽都民ファースト31(現23、新8)▽共産23(現16、新6、元1)▽立憲19(現13、新5、元1)--など。
自民は、政治資金を巡る問題で対応に追われるものの、高い政党支持率を維持し手堅い。都民ファーストは、特別顧問を務める小池百合子都知事の高い支持を背景に保守・無党派層に浸透。昨年の都知事選で注目を集めた石丸伸二氏が立ち上げた地域政党「再生の道」は、既成政党への不信感を抱く無党派層に支持を広げ、全選挙区で最大60人の擁立をめざすなど台風の目になる可能性がある。
一方、立憲は政権批判層の受け皿となり堅調。共産は立憲と共に、自民の政治資金問題の争点化に躍起になり、選挙協力でも「1~3人区で立憲などと候補者の調整を進め」(2月27日付「朝日」)、一本化した選挙区で優位にある。支持率で野党第1党となった国民民主は、候補者が出そろっていないが、擁立すれば全選挙区で圏内入りする勢いとなっている。
これに対し、公明は豊島、中野、荒川、北多摩3、足立(2人擁立)、大田(2人擁立)、北、墨田、さらに新宿、品川、江東、町田で、今までに経験のない緊迫した情勢。当選圏外で埋没し、他の無名の新人にも負けている。その他の選挙区でも「1票」を争う大激戦になるのは必至だ。
子育て支援や医療施策など全国をリードする都の政策を実現してきた都議会公明党。自民党の政治資金を巡る問題についても都政改革の先頭に立ち、真相解明と再発防止に汗を流している。都民目線で都政を動かす公明22氏の勝利には、総力を挙げた猛拡大しかない。
豊島区=定数3 谷きみよ 新
中野区=定数3 久保りか 新
荒川区=定数2 けいの信一 現
北多摩3区(調布市、狛江市)=定数3 いいだ健一 新
足立区=定数6 うすい浩一 現
足立区=定数6 大竹さよこ 新
大田区=定数7 かつまたさとし 現
大田区=定数7 玉川ひでとし 現
北区=定数3 大松あきら 現
墨田区=定数3 加藤まさゆき 現
新宿区=定数4 古城まさお 現
品川区=定数4 伊藤こういち 現
江東区=定数4 細田いさむ 現
町田市=定数4 村松としたか 新
杉並区=定数6 まつば多美子 現
北多摩1区(東村山市、東大和市、武蔵村山市)=定数3 高田きよひさ 新
世田谷区=定数8 たかく則男 現
板橋区=定数5 かまた悦子 現
葛飾区=定数4 北口つよし 現
練馬区=定数7 小林けんじ 現
江戸川区=定数5 竹平ちはる 現
八王子市=定数5 東村くにひろ 現