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(政治資金巡る第三者機関)実効性のある監視委に/公明、国民民主が総務省などと協議

公明新聞2025年1月24日付 2面

 公明、国民民主両党は23日、衆院第2議員会館で政治資金をチェックする第三者機関「政治資金監視委員会」の制度設計に当たる作業チームの会合を開き、前回協議で両党で共有した監視委の運用イメージについて総務省、衆院法制局と意見を交わした。公明党から西田実仁幹事長、中川康洋衆院議員、若松謙維参院議員が出席した。

 会合で両党は、国会に監視委を置いた上で、行政府が政治団体への立ち入り調査実務を担うイメージを総務省などに説明。次回協議で両党はこのイメージに基づき検討した総務省などの見解を聴取し、さらに議論を深めることを確認した。

 会合終了後、中川氏は記者団に対し、詳細な制度設計に向けて「実効性のある監視委にしていくため、議論をさらに深化させていく」と述べた。