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中道改革の結集軸担う/安保、社会保障と税などが柱/テレビ番組で西田幹事長

公明新聞2025年10月14日付 1面

 公明党の西田実仁幹事長は13日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、自民党との連立政権に区切りを付けた経緯を説明した上で、今後の党の方向性について「中道改革を旗印にして、その結集の軸になっていく」と強調した。

 その上で、結集の柱となる政策として、安全保障や、社会保障と税の改革、エネルギー、教育やジェンダー、統治機構を挙げ、「政策ごとに政治を進めていくフェーズに日本は入っている。公明党らしい柱を立てて、こういう社会、日本をつくりたいと正々堂々と訴え、それに賛同していただくところを一生懸命つないでいく」と力説した。

■国政選挙では比例区に注力

 国政選挙への対応に関しては「公明党らしさ、中道改革の結集軸になることを打ち出している。公明党らしさを発揮していくことは、比例区に注力していくことだ」との考えを表明。衆院小選挙区での候補擁立では「個々の選挙区でいろいろな事情がある。これから検討していく」と述べた。