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(日米首脳会談)信頼築く重要な一歩/斉藤代表

公明新聞2025年2月9日付 1面

 公明党の斉藤鉄夫代表は8日、日米首脳会談を受けて、次のコメントを発表した。

 一、お互いに率直な意見が交わされ、大統領と個人的な信頼関係を築く重要な一歩になった会談だったと思う。

 一、特に大統領との間で、日米同盟の抑止力と対処力をともに高め、地域の課題に緊密に、連携して向き合っていくことが確認し合えたことは大きい。

 一、経済面においても、二国間の投資と雇用を大幅に増加するほか、AIや半導体などの重要技術の開発で世界をけん引するために協力するとし、日本は、経済面でもアメリカにとって最も緊密なパートナーであることが、しっかり伝わったと思う。

 一、日本製鉄によるUSスチールの買収計画は投資としての意味合いがあり一方的な利益にはならないという認識を共有できたことはよかった。今後、日米双方に利益をもたらす協力関係を構築する方向になるよう期待したい。

 一、エネルギー安全保障を強化する方針として、LNGの協力や石油ガス開発が進んでいくことの方向性は理解できる。ただし、温暖化ガス排出量を減らす方向にしていかなくてはいけないと考える。

 一、「世界に平和と繁栄をもたらす日米関係の新たな黄金時代の追求」に公明党としてもしっかりと政府を支え、尽力していきたい。

 一、帰国後、国民の理解を得るためにも、国会で詳細な報告をしていただき議論を深める必要がある。