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首相、被団協と面会へ/ノーベル賞「顕彰したい」/斉藤代表と会談し表明
公明新聞2024年12月3日付 1面
石破茂首相(自民党総裁)と公明党の斉藤鉄夫代表は2日午前、首相官邸で会談し、石破首相は、今年のノーベル平和賞の受賞が決まった日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の箕牧智之代表委員ら関係者と首相官邸で面会する意向を表明した。=関連記事2面
席上、斉藤代表は、石破首相が日本被団協の代表団を首相官邸に招き、その功績をたたえることについて、1日に箕牧氏と直接会って意向を確認したところ「喜んでお受けしたい」と話していたことを報告。これに対し石破首相は「そういうことであれば、ぜひお招きして、日本で50年ぶりのノーベル平和賞をお祝いし、業績を顕彰したい」と語った。
首相と被団協との面会に向けては、斉藤代表らが11月27日に石破首相に手渡した「被爆80年を目前にした緊急要請」の中で要望。その際、石破首相は「それはやぶさかではないが、被団協の皆さまのご意思もあるので」と応じていた。
一方、会談で両党首は、本格的な論戦が始まった臨時国会の対応について、自公両党が緊密に連携して臨むことを改めて確認した。