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(青森で震度6強)公明、現場に急行し調査/青森・八戸市、東北町で庄子氏ら

本日無料公明新聞2025年12月10日付 1面

 8日深夜に発生した青森県東方沖を震源とする地震で建物被害や負傷者が相次いだ。公明党の庄子賢一衆院議員は9日、同県に急行し、伊吹信一、夏坂修の両県議、地元市議と緊急調査した。

 東北町乙供では、国道394号の路面が陥没し、直径3メートルの穴に軽自動車1台が滑落し、全面通行止めが続いている。現場を案内した長久保耕治町長は「早く通行止めを解除できるよう復旧工事を進めている」と説明。「地盤が軟弱で広範囲で修復が必要だ。国からのバックアップをお願いしたい」と求めた。

 震度6強が観測された八戸市では、校舎の基礎にひびが入り、建物が10センチほど地中に沈んだ県立八戸東高校を視察したほか、家具が散乱し、後片付けに追われる住民を見舞った。

 今回、気象庁が「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表したことを踏まえ庄子氏は「地元議員とさらに緊密な連携を取り、警戒態勢を強めたい。インフラ被害など全容把握を急ぐとともに被災者の困りごとや自治体の要望にきめ細かく応えていく」と語った。