公明党の竹谷とし子代表は6日、不登校の子どもたちがお昼に給食を食べられるよう、調理場の学校給食センターを開放している東京都八王子市を訪れ、市側から話を聞いた。下野六太、川村雄大の両参院議員、地元市議が同行した。 同センターは市内に5カ所あり、全ての施設で給食が食べられる。対象は、不登校などの小中学生および同伴した保護者で、申し込みは不要。事業開始の2023年2月以降、利用者数は毎年増加しており、昨年度は約200人、延べ来所回数は2600回を超えた。夏休み期間中も「元気応援ランチ」と題して一定期間稼働しているほか、共働き家庭の負担軽減として、市内にある学童保育所の全91施設でも昼食を提供。昨年度は2万食に達した。 竹谷代表らは、センター内の調理場やパーティションで仕切られた食事スペースを見学したほか、地産地消や栄養バランスが意識された給食を食べ、市側と意見を交わした。市の担当者は、給食は「おいしい」と好評で、食べに来た不登校の子どもたちの一定数は外出や登校ができるようになったと紹介した。 視察を終えて竹谷代表は「食を通じた不登校の子どもたちの居場所づくりとして先駆的な取り組みだ。全国で普及できるよう国と地方のネットワークを生かして後押しする」と力説した。