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(メモ)/高病原性鳥インフルエンザ
公明新聞2025年10月31日付 1面
インフルエンザウイルスに感染して起きる鳥類の病気。毒性が弱い低病原性に対し、鶏などの家畜の鳥が感染するタイプの高病原性は、致死率と伝播性が高い。野鳥や小動物を介して感染し、国内では渡り鳥が飛来する秋から春にまん延する傾向がある。感染した鶏のふんや内臓に触れるなどして、まれに人に感染する場合があるが、国内では鶏肉や鶏卵を食べて感染した事例はない。今年1月にも急拡大し、約535万羽が殺処分の対象となった。