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予算案の修正は必然/与野党で財源含め協議を/記者団に斉藤代表
公明新聞2025年2月2日付 2面
公明党の斉藤鉄夫代表は1日、鳥取市内で記者団に対し、衆院予算委員会で審議中の2025年度予算案について「少数与党であり、野党の賛成を得なければ予算案が通過しない。現実を見れば修正するのは必然だ」との考えを示した。
斉藤代表は、25年度予算案の修正協議について「野党にも責任感を持って議論してもらい、財源も明確にする形で与野党で真摯に話し合いたい」と強調。その上で、政府による修正の可能性に触れ「どのくらい時間がかかるのかも含め、全体の修正のあり方を検討している」と述べた。
所得税が課され始める年収「103万円の壁」を巡る与野党協議では、178万円への引き上げを求める国民民主党に対し「びた一文まけられないという姿勢ではなく、歩み寄る協議を進めてもらいたい」と語った。