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(高次脳機能障害への支援法制定)実効性確保、公明が尽力/施策の地域差是正へ/当事者が謝意
本日無料公明新聞2025年12月17日付 1面
「ずっと待ち望んでいた」「本当にうれしい」。脳卒中や交通事故で脳の一部が損傷し、脳機能に障害が起きた状態「高次脳機能障害」の理解促進や当事者・家族への支援強化をめざす新法が16日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。これを受け、公明党の斉藤鉄夫代表は参院議員会館で関係者と面会し、喜びを分かち合った。同法を推進してきた超党派議員連盟幹事長の山本博司元参院議員らが同席した。
日本高次脳機能障害友の会の片岡保憲理事長らは、公明党の尽力に謝意を表明。同法の意義について「社会が自分事として手繰り寄せる想像力をもって、高次脳機能障害を真に理解するきっかけになる」と述べるとともに、各自治体の施策の実施状況公表に関する規定に触れ「公明党が何度も現場に足を運んで声を届け、実効性のある法律になった。地域の支援格差の是正に向かってほしい」と語った。
斉藤代表は「党の議員のネットワークを生かし、各地域で取り組みを推進する」と決意を語った。=2面に「主張」