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教室のエアコンほぼ完備/小中学校の設置率99.1%に/公明が強力に推進
公明新聞2024年10月4日付 1面
公立小中学校の教室へのエアコン(空調)整備がほぼ完了--。文部科学省がこのほど公表した公立学校施設への空調設備の設置状況調査(9月1日時点)によると、小中学校の普通教室で99・1%(2022年の前回調査から3・4ポイント増)となったことが分かった。エアコン設置は公明党が国と地方のネットワークを生かして強力に推進。現在は教室に続き、体育館への設置に注力している。
都道府県別では、普通教室への設置が100%となったのは、東京、埼玉、千葉、静岡、愛知、大阪、兵庫、広島、福岡など32都府県。寒冷地の北海道、青森県でもそれぞれ82・6%、97・2%と整備が進んだ。
普通教室以外では、特別教室が前回調査から5・4ポイント増の68・7%。体育館も同6・8ポイント増の22・1%となった。
エアコンの設置促進を巡って文科省は、補助制度を拡充。23~25年度の新規申請について、国の補助率を従来の3分の1から2分の1に引き上げ、設置の加速化を図っている。公明党は政府に対し、災害時に避難所にもなる体育館への着実な設置推進などを訴えている。