公明新聞電子版 詳細ページ
ピックアップ
(衆院大阪6区選挙はがき)維新候補が謝罪/他人の後援会名を許可なく流用/後援会関係者「無断で名前使われ、迷惑」
公明新聞2024年10月25日付 2面
衆院選大阪6区に日本維新の会公認で立候補した西田薫氏は24日、記者会見を開き、選挙期間中に有権者に郵送できる「選挙はがき」の推薦人欄に、他の人の後援会名を許可なく流用していたとして謝罪した。
24日ネット配信の関西テレビのニュースによると、西田氏は▽既に解散している西端勝樹元大阪・守口市長の後援会に登録していた42人に、無断で推薦人の欄に「西端後援会」と書いて選挙はがきを送った▽既に亡くなった人も許可なく推薦人と記載したはがきを約2000人に発送した--と説明。問題の原因については「管理している支援者名簿の古いデータを元に推薦人を記載するミスをした」と釈明した。
■亡くなった人の名前も記載
はがきを受け取った後援会関係者は「無断で名前を使われ、迷惑」と語った。この問題について菊地幸夫弁護士は、関西テレビの取材に対し「法的責任は決して軽くない」と話した。