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(北斗七星)
公明新聞2026年1月13日付 1面
「赤ちゃんのミルク余ってませんか」。年始、何げなく眺めていたSNSに、こんな投稿が流れてきた。広島、山口両県の高速道路で2日夜から発生した最長23キロの大渋滞。発信元は、その渋滞に巻き込まれたお母さんだった◆予想外の立ち往生。おなかを空かせ泣く赤ちゃん。途方に暮れるお母さん。そんな姿が目に浮かぶ。気をもんでいたら、「液体ミルクあります」との返信が飛び込んだ。同じ渋滞の列にいた別のお母さんが手を差し伸べたのだ◆ほどなく、ミルクを無事受け取ったとの投稿が。瞬く間に2万もの“いいね”が寄せられ、「奇跡のつながり」などと絶賛のコメントも相次いだ◆脳科学者の茂木健一郎氏は「SNSは現代人の幸せの元にも、不幸の元にもなる」(TOKYO FM「茂木健一郎のポジティブ脳教室」)と。幸不幸どちらに転ぶのか。政治の進路と同様に「人の顔は見えているのか」(斉藤鉄夫代表=昨年11月の衆院代表質問)との問い掛けが鍵だと思えてならない◆昨年末、公明党のSNSサポーター制度「チームRICE」の募集が始まった。“人間のための政治”を応援し、盛り上げるSNSの新展開は、誰かの胸を打つ“次のドラマ”の舞台になる。(楽)