公明新聞電子版 詳細ページ

ピックアップ

(児童手当と公明党)“あの写真”の家族は今

公明新聞2025年9月20日付 1面

 6月の中ごろ、公明新聞宛てに一通の便りが届いた。「児童手当のおかげで両親は子育てを続けられた。本当に助けられた」

 差出人は千葉県在住の庄司良政さん(66)。公明党の推進で、国に先駆けて1968年に千葉県市川市でスタートした児童手当の支給を受けた一家の長男だった。

 もしかして“あの写真”のご家族か!?--。確認してみると、当時、本紙記者が庄司さん一家を密着取材しており、市の窓口で児童手当を受け取る様子などを撮影していた。この写真は、公明グラフ69年5月号に掲載され、現在では、“児童手当の原点”の貴重な記録として、本紙や党公式サイトなどで繰り返し紹介されている。

 児童手当に支えられてきた親子は今、どうしているのか。差出人の良政さんに聞くと、8月末に家族・親族が集まるという。60年近い時を経て、本紙記者が訪ねた。=3面に続く