「おかげで、元気に6年間通えて小学校を卒業できました」
石原豪さん(55)、理紗さん(46)夫妻と長男の昌志朗くん(12)は今春、那覇市の小学校を卒業できた喜びを沖縄県議会公明党の糸数昌洋、松下美智子の両議員に伝えた。
昌志朗くんは、3歳ごろに重度の発達障がいがあることが判明。理紗さんは、地元の小学校へ入学前に相談すると「うちでは見られないでしょう」と関係者から心ない言葉を投げつけられた。地元の環境で学ぶことが、昌志朗くんの心身に少しでも良いのではと考えていた夫妻の心に、学校側の対応はとげのように刺さった。
入学準備も迫り悶々としていた時期、理紗さんが知人を介して出会ったのが松下議員(当時=浦添市議)だ。理紗さんは「何とかしたい」との一心で地元の小学校へ通わせたい胸の内を伝えた。すると、松下議員は即座に那覇市議だった糸数議員と連携を取り、関係機関へ対応を要請。その後、市教育委員会と学校、そして昌志朗くんが通っていたこども園の関係者らと石原家が一堂に会する場が設けられた。通学のために必要な内容などが確認され、無事に希望する小学校への入学が決まった。
「マラソン大会、修学旅行……すべての行事に付き添いました」。こう振り返り、理紗さんは言葉を詰まらせた。「大きくなったね」と優しく声を掛ける糸数、松下両議員。昌志朗くんは、<ありがとう>と記した手紙を2人に渡した。





