4月の埼玉県秩父市議選を「得票増」の結果で勝ち抜いた市議会公明党の本橋貢、山中佳子の両議員が16日、選挙後初の定例会質問に挑んだ。傍聴席には多くの支援者の笑顔。開会前、新人の山中議員は身ぶりで心境を伝えてくれた。“心臓が飛び出しそう”と。 緊張しながらも堂々と論戦を繰り広げた山中議員。保育所の給食費無償化をはじめ、低体重で生まれた赤ちゃんとお母さんへの支援を訴えた。本橋議員も、傍聴席で見守ったOBの大久保進さんも、「見事です」と後輩の健闘をたたえた。 質問を終え、傍聴に来た人たちを見送る両議員のもとに、町会長を務める男性が「一つだけ要望したい」と駆け寄った。「子育て支援と言えば公明党。これからもブレずに頑張って」 ■勝因は“心の距離” 4月の市議選で両氏は、前回よりも公明票を255票上積みした。4年前よりも有権者数は約3000人減り、投票率は3・18ポイント下がった中での躍進。勝因の一つは“公明候補と支援者の心の距離感にあったのではないか”と、定例会の一幕を通じ改めて思った。 本橋議員と山中議員は有権者との一期一会の語らいを日頃から大切にする。それは各陣営がしのぎを削り、1分1秒が惜しまれがちな選挙中にあっても同じ。 「じっくり声を聴く」「時間が足りなければ必ず後で電話する」に徹した。支援者の友人と会う際は「ご友人も、紹介してくれた方も、共に喜んでもらえるように」と心を尽くした。支援者と頻繁に連絡を取り合い苦楽を共に。市議選を振り返り支援者は口々に言う。「すごく楽しかった」 「結果で応える」と誓う本橋議員と山中議員。6月定例会での質問原稿は、二人が全身で受け止めてきた市民の「生の声」が詰まっていた。