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(発言録)高齢者の医療負担3割に!?維新の乱暴な政策は粉砕/西田実仁幹事長

公明新聞2024年10月16日付 2面

 高齢者の医療費窓口負担を現行の1割から3割に見直すと、日本維新の会が衆院選の公約に掲げている。

 実際、どれくらいの負担が増えるのか。先日、日本記者クラブ主催の「党首討論会」で石井啓一代表に問われた維新の馬場伸幸代表は、数字を示した答えができなかった。具体的な計算をしていないのだろう。

 医療費負担を3倍に増やせば、病院に行かず重症化するリスクが増え、結果的に若い人の負担はかえって増加してしまう。

 課題を把握した上で、政策を出すべきであり、無茶で乱暴な政策を国政でやらせるわけにはいかない。こうした維新の政策は断固粉砕していきたい。(14日 堺市の街頭演説で)

■「平和の党・公明」押し上げてほしい/“夜回り先生”水谷修氏

 一昨年、維新の大阪市長が日本の安全保障について、米国の核兵器を日米で共同運用する「核共有」を唱えた。それは「相手が核なら、こちらも核だ」との論理だ。これでは戦争しか起きない。それを言う前に政治家ならやることがあるだろう。平和のためにどんな試みをしているというのか。

 公明党の山口那津男前代表は、国際情勢が緊迫する中、中国やベトナムなどアジアを回った。政治家として外交的な努力をした。

 今回の衆院選、大阪では「平和の党・公明」対維新の戦いだ。私は公明党を応援する。皆さんも押し上げてほしい。(14日 大阪市の街頭演説会で)