■異変発見時に窓口連絡先を簡単検索 東京都は3月から、地域で高齢者の見守り活動を担う人向けに、スマートフォン(スマホ)で見守りの基礎的知識を確認でき、異変に気付いた時に地域の見守り相談拠点と素早く連絡・情報共有できる「東京都高齢者見守りサポーターアプリ」を提供している。 同アプリは、見守り活動の流れや個人情報の取り扱いに関する基本ルールなど必要な知識を網羅したガイドブックページを閲覧できるほか、「郵便受けに新聞や郵便物がたまっている」など見守りチェックポイントを簡潔にまとめた。 見守り活動中に高齢者の異変に気付いてアプリを開くと、現在の位置情報を基に地図が表示され、近くの地域包括支援センターなど見守り相談拠点の電話番号を伝える。該当の連絡先を検索する手間が省かれて迅速に異変を報告でき、利用者から好評を得ている。 インストール不要なウェブアプリの形式を採用。使いたい時にアプリをすぐに起動できるよう、スマホのホーム画面にアイコンを作成する方法をアプリ内で紹介している。 都は、さまざまな主体が連携して見守りを実施し、高齢者を支える地域づくりを推進するための協定を66の事業者・団体と締結(今年4月現在)。協定を結んだ団体や区市町村にアプリを案内している。都在宅支援課の担当者は「見守りを担う人たちの役に立つよう、より使い勝手の良いアプリへ継続的にバージョンアップを図っていきたい」と話す。 都議会公明党(東村邦浩幹事長)は、高齢者の見守りに関する施策を推進。2026年2月の定例会一般質問では、飯田健一議員がアプリの提供開始に当たり、「アプリの具体的な活用方法などを周知徹底すべきだ」と訴えていた。