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ウオーキングで疲労回復&集中力UP
仕事に追われて運動不足。年末年始の飲み会続きで「そろそろ運動しなきゃ」と思っても、いきなり激しい運動は正直ハードルが高い……。そんな20〜30代にこそ、おすすめなのが「ウオーキング」です。特別な道具もいらず、今日からでも始められるのが魅力。多忙な毎日の中でも歩くことを習慣にしている原田大二郎参院議員に、無理なく続けられて、仕事や生活にも効く〝歩くライフハック〟を聞きました。
- ストレスホルモンを減らして、仕事がはかどるカラダに
- 歩数の「見える化」でモチベーションを維持
- 健康維持をサポートする政策推進
ストレスホルモンを減らして、仕事がはかどるカラダに

--原田さんがウオーキングを始めたのは、健康診断がきっかけだったそうですね。
そうなんです。3~4年前の健康診断で、体重の増加やコレステロール値の上昇を指摘されました。それまでも「いつか始めなきゃ」と思ってはいたのですが、忙しさを理由に後回しにしていて、まさに〝医者の不養生〟でしたね(笑)。ただ、「今始めなければ、この先も変わらない」と思い、思い切って始めました。当時は妻も歩き始めていたので、家族の存在も後押しになりました。
--始めてみて、体や仕事面での変化はありましたか。
1~2カ月ほどで、出張や移動が続いても「前より疲れにくいな」と感じるようになりました。足腰が鍛えられて歩くスピードも上がり、体重も増えにくくなりましたね。朝の目覚めが良くなり、日中の集中力が上がった感覚もあります。昨年夏の参院選を最後までバテずに乗り越えられたのは、ウオーキングのおかげだったと思います。
--医学的には、なぜこうした効果が出るのでしょうか。
歩くことで血流が良くなり、体にたまった疲労物質が外に出やすくなります。また、ストレスを感じたときに分泌される「ストレスホルモン(心身を緊張させる物質)」が減ることで、気持ちも落ち着きやすくなります。脳の働きも活発になるため、判断力や集中力の向上が期待できます。正しく歩くことで体幹が整い、デスクワークで起こりがちな肩こりや腰痛の軽減にもつながります。
--病気の予防という点でも効果がありそうですね。
もちろんです。脳梗塞や心筋梗塞、高血圧、糖尿病といった生活習慣病のリスクを下げるほか、肥満の改善や、大腸がん・乳がんのリスク低減に役立つというデータもあります。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、「歩くことは万病の薬」と言ってもいいと思います。
歩数の「見える化」でモチベーションを維持

--議員として毎日忙しいと思いますが、歩く時間はどう確保していますか。
「運動の時間をつくろう」と考えないことですね。私は「スキマ時間」を活用しています。議員会館内の移動ではエレベーターに頼らず階段を使うなど、日常生活の中に自然に組み込んでいます。地元に帰ったときは、家の周りを1時間ほど歩くこともあります。都会は電車移動が多い分、意識を変えるだけで歩く機会は意外と作れます。
--続けるための工夫として挙げられていたのが「歩数の見える化」ですね。
そうです。スマートウォッチや歩数計を使って、歩数や心拍数を数字で確認すると、「今日はこれだけ歩いた」という達成感が生まれます。厚生労働省では1日7000〜8000歩を目安としていますが、最初からそこをめざす必要はありません。数字を意識しながら、無理なく続けることが大切です。
--これから始める人が、最低限気を付けたいポイントはありますか。
靴選びですね。クッション性があり、自分の足に合った靴を選ぶだけで、膝や腰への負担が大きく変わります。夜に歩く場合は、明るい色の服を着るなど、安全面にも気を付けてほしいです。
健康維持をサポートする政策推進

--原田議員は、医師としての経験を生かし、「予防医学の推進で健康寿命を延ばす」ことを掲げています。
予防医学とは、病気になってから治療するのではなく、病気になる前に防ぐという考え方です。日々の運動習慣は、その土台になります。
--社会全体で見ても重要なテーマですね。
現在、国の社会保障費は年間約130兆円で、そのうち医療費は約45兆円(2022年度)を占めています。医療費が増え続けると、現役世代の保険料負担も重くなります。だからこそ、ウオーキングのような身近な運動を広げることが重要です。個人の健康を守ることが、結果的に社会全体を支えることにもつながります。公明党としても、健康維持を後押しする政策や啓発に取り組んでいます。

--最後に、読者へのメッセージをお願いします。
元気で長生きし、自分らしい人生を楽しむためにも、今こそ運動習慣を生活に取り入れてほしいですね。ウオーキングは特別な準備もいりません。まずは無理のないところから、一歩踏み出してみてください。