公明新聞電子版 ウェブコンテンツ詳細ページ
アフォーダブル住宅
2025年4月12日
主に低所得者や中所得者層の人々が手ごろな価格で居住できるように設計された住宅です。「アフォーダブル(affordable=手頃な)住宅」は、市場価格よりも安く入居できるのが特長。近年、都市部では住宅価格や家賃が高騰しており、低廉な住宅に対するニーズが高まっています。
欧米では、物価が高騰する都市圏を中心にアフォーダブル住宅が広く普及しています。例えば、新設する集合住宅の全戸数のうち一定割合を低所得者層向けに提供する民間企業などを税制で支援する仕組みがあります。
国内においては、名古屋市の民間企業が母子世帯向けに住宅を提供している事例などがあります。2025年度からは、東京都が都議会公明党の提案を受け、新たな取り組みを開始する予定です。都と民間が100億円ずつ出資した基金を活用し、子育て世帯などに低廉な住宅を提供することを想定しています。
住まいの安定的な確保は生活に欠かせません。物価高が長期化する中、住宅取得への支援が急がれます。東京から全国のモデルとなるアフォーダブル住宅が普及していけるよう、公明党はネットワークの力を生かして推進していきます。
関連記事