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連立政権
2025年11月7日
複数の政党が協力し、過半数の議席を確保して運営する政権のことです。
公明党は1999年に自民党、自由党との連立政権に参画。その後、自公連立政権が続いてきましたが、2025年10月10日、自民党との連立に区切りを付けました。その後、同21日には自民、日本維新の会の2党による連立政権が発足しています。
連立政権において、政権に参加する党が閣僚を内閣に送る場合は「閣内協力」、一方で連携はするが、閣僚は出さない場合は「閣外協力」と呼ばれます。議会の第1党と第2党を含む連立の場合、「大連立」と表現されることもあります。
連立政権を組む例は海外でもあります。ドイツで25年5月に発足したメルツ政権は、保守政党連合のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と中道左派の社会民主党(SPD)による連立政権、10年5月に誕生したイギリスのキャメロン政権も保守党と自由民主党による連立政権でした。