国際刑事裁判所(ICC)
集団殺害犯罪、人道に対する犯罪、戦争犯罪といった国際社会全体の関心事である最も重大な犯罪を犯した個人を国際法に基づき訴追・処罰するための、歴史上初の常設の国際刑事法廷です。法律的にも機能的にも国際連合から独立した存在で、裁判所はオランダのハーグに置かれています。ICCは「International Criminal Court」の略称です。
2026年2月時点で125カ国が加盟しています。日本は2007年に加盟していますが、アメリカやロシア、中国は未加盟です。裁判官は18人で、締約国が選出します。2024年からは、日本人として初めて赤根智子判事がICC裁判所長を務めています。
今年8月、米政府が赤根氏を制裁対象に指定したと発表。トランプ政権は、米兵の戦争犯罪捜査を巡る決定などに反発し、ICCに対する圧力を強化していました。これに対し公明党の竹谷とし子代表は党会合で、「法の支配」が揺らぐことへの強い懸念と遺憾の意を表明。日本政府に対し「主要なICC締約国として、裁判所の独立した機能がしっかりと維持できるよう明確な意思を示し、赤根所長が職務を全うできるように適切な対応を後押しすべきだ」と訴えています。





