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インテリジェンス
2026年4月13日
一般的に「知能」や「知性」と訳されますが、政治や安全保障の世界ではどのような政策を進めるかを判断するため、情報を集めたり分析したりすることを指すとされています。海外では、米国のCIA(中央情報局)や英国のMI6(秘密情報部)といった機関が、この役割を専門に担う代表例として有名です。
近年、サイバー攻撃やSNSでの偽情報拡散など、安全保障上の脅威は複雑化しています。そこで、各省庁の「縦割り」を排し、情報収集・分析の司令塔機能を抜本的に強化するため、首相をトップとする「国家情報会議」を新設する政府の法案が、衆院で審議されています。
調査対象には安全保障に関連する情報やスパイ活動のほか、選挙を乱す外国からの偽情報工作も含まれており、分析結果は重要政策に反映されます。
一方、情報活動の強化による国民への監視強化や、言論・表現の自由の制約などへの懸念も指摘されており、今後、プライバシーや個人情報保護への配慮といった、慎重かつ透明性の高い議論が求められています。