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プライマリーバランス

2026年2月25日

国や自治体の財政がどれくらい健全かを示す指標です。具体的には、国債の利払いや償還費(過去の借金返済)を除いた歳出と、国債発行による収入を除いた歳入の差額を指します。

黒字の場合、その年の社会保障や公共事業といった政策的経費を、新たな借金に頼らず、その時点の税収などで賄えていることを意味します。一方、赤字は税収などだけでは政策的経費を賄いきれず、不足分を補うために国債の発行をしなければならない状態を示します。

この借金は、将来の国民が税金などで返済していく必要があるため、現在の行政サービスの恩恵を将来世代の負担で受けているという「世代間の不公平」につながる恐れがあります。現在の日本の財政状況は、社会保障関係費の増大などを理由にプライマリーバランスの赤字が続いております。政府は、将来的な黒字化を目標としていますが、国民の理解を得ながら責任ある財政運営に努めることが求められます。