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非核三原則

2025年8月15日

「持たず、作らず、持ち込ませず」--。日本政府が核兵器に対して定めた基本政策で、日本の平和主義の根幹をなす重要な理念です。

1945年、広島、長崎の両県に原爆が投下。世界で唯一の戦争被爆国として、核廃絶をめざす日本の立場を国際社会に示すために、非核三原則は71年に国会で決議されました。以降、守り抜くべき国是(国政上の方針)として長い間定着しています。

今年で終戦80年を迎え、石破茂首相は6日に広島市で開催された平和記念式典後の記者会見で、あらためて非核三原則を堅持する方針を表明しました。

公明党は、平和の党として非核三原則を国是とする決議を実現。5月には「平和創出ビジョン」を発表し、核廃絶への揺るぎない姿勢を示しました。非核三原則を堅持し、核兵器禁止条約の批准に向けた環境整備を進めながら、日本が「核兵器のない世界」構築をリードできるよう取り組みを進めていきます。

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