定数26を巡り、34人前後での選挙戦が予測される宜野湾市。 「信頼できる政治を真剣になって実現してほしいという声を受け、人生を懸けて取り組もうと決心しました」。気温35度に迫る炎天下、街頭演説に立つ富村ひろしさんは気迫の訴えで声を枯らす。聴衆から賛同の拍手と温かい声援が飛んだ。 小学4年生からアルバイトをして家計を支えた苦労人。高校時代には親友を事故で失い、命の重さを胸に刻んだ。 地元紙販売店の店主を23年務め、業務を通じて、一人一人の読者を大切にする姿勢を貫いた。その結果、県内屈指の販売部数を記録。購読者や販売員からの人望も集めた。 伊佐区自治会で自主防災会の副会長を担う。防災士の資格を生かし、住民が主体的に避難行動へ移る訓練を主導。この活動はマスコミで報道され、注目を集めた。「行動力は抜群で、これからも一緒に活動していきたい人」(同自治会会長)と周囲から絶大な信頼を集める。 慢性的な物価高への対応や交通渋滞の緩和策、西海岸地域の防災対策強化など取り組むべき課題と向き合うひろしさん。「宜野湾の皆さんへ恩返しをするため、断じて勝ち抜きます」と地域を駆け巡る。 【略歴】党県市民活動局次長。県立小禄高校中退。53歳。