台風25号による大雨で、千葉県や神奈川県では土砂災害が相次ぎ、両県によると22日午後5時半までに5人が死亡、6人が行方不明となった。両県は自衛隊に災害派遣を要請し、警察や消防などとともに捜索を行っている。千葉県内では五つの河川や沼が氾濫し、うち佐倉市の高崎川流域では、住宅地が広範囲で浸水。約300世帯が一時孤立した。神奈川県横須賀市や三浦市でも土砂崩れで民家が押しつぶされるなど被害が相次いだ。公明議員は22日、被害現場に急行し、住民を見舞うとともに、必要な支援策を探った。 ■千葉・成田市で平木氏 党千葉県本部の平木大作代表(参院議員)は同県成田市で、被災現場を調査した。細貝正安市議らが同行した。 成田市大竹地区は、台風25号の影響で近くの印旛沼の水位が上昇し、辺り一帯が水没。8月の豪雨をはるかに超える被害に見舞われた。自宅が床上浸水した宮崎栄子さんは「今も水位が上がっていて恐ろしい。今後の生活を考えると悲しい」と不安そうな表情で語った。ほかの近隣住民からは「これ以上、被害が広がらないよう、早急に対策をしてほしい」という切実な要望を受けた。 平木氏は「国・県・市でしっかり連携し、一日も早い復旧を全力で後押ししていく」と力説した。 ■千葉・山武市で竹内氏 党千葉県本部の竹内真二副代表(参院議員)は、甚大な住宅浸水被害や多数の場所で崖崩れが発生した同県山武市を訪れ、被災者を見舞った。深沢誠市議が同行した。 竹内氏は、床上浸水が深刻な山武市板川の住宅地へ。水に漬かった家財を整理していた八田隆英さん、未帆さん夫妻から被災状況を聴いた。 地元自治会長を務める隆英さんによると、土地が低い所一帯に雨水が流れ込み、水路の排水機能が追いつかず、氾濫が発生したという。「10軒ほどの住宅地だが、市の担当者に水路の状況を目で見て確かめてほしい」と求めた。未帆さんは「地域に長く住みたいが、これでは生活できない」と嘆いた。 竹内氏は「できる限り水害対策を前倒しし、速やかな生活再建支援に全力を注ぐ」と力説した。 ■神奈川・横須賀市で三浦氏 党神奈川県本部の三浦信祐代表(参院議員)は横須賀市で、被害状況を調査した。亀井貴嗣県議、川本伸市議が同行した。 一行は、土砂崩れで全面通行止めとなった国道134号の横須賀市林5丁目付近を視察し、懸命な復旧作業で通行止めが解除された模様を確認した。 その後、同市長井を訪れ、長井連合町内会の山田利一会長と懇談。崖崩れや倒木が地域の至る所に見られる「40年ぶりの大きな被害」との窮状を聴き、復旧加速を求める要望を受けた。 視察後、三浦氏は「公明党のネットワークの力で早期復旧・復興に全力を尽くす」と語った。