「長年の悲願がこんなに早く実現するとは。本当にすごい」。高知県室戸市の室戸岬町で自主防災組織のリーダーを務める氏原昭さんは、地域住民の不安が解消された喜びを公明党の池田教子市議に語った。 室戸岬港付近の太平洋沿岸を走る国道55号沿いには、高さ約2メートルの巨大なコンクリートの壁が約100メートルにわたって続いている。台風などで海岸から押し寄せる波や風を防ぐため数十年前に造られたものだが、壁の近くに家がある住民には大きな不安があった。壁に設けられた数カ所の出入り口の横には、老朽化して使われなくなった鉄製の巨大な扉が撤去されず、放置されたままだった。 「この扉が地震の揺れなどで民家に倒れてきたら大変なことになる」。地域住民の安全を守るため、氏原さんは約10年前から扉の撤去を行政に訴えてきたが、事態は動かなかった。どうしようもない気持ちだった時、今年2月に地域の党員を通じて出会ったのが池田市議だった。 「これは放っておけない」と事態を重視した池田市議は、国道沿いの措置は国の管轄であることから、同市の地域事情にも詳しい中道改革連合の山崎正恭衆院議員に連絡。山崎氏からの要請を受けて、国土交通省の当局による現地調査が行われ、4カ月後の6月には、危険な扉の撤去が実現した。 「池田さんは、私たちの願いを親身に聴いてくれた。感謝の思いでいっぱいです」。氏原さんの声が力強く響いた。