「こんなに早くもらえるとは思っていなかった。本当にうれしい」。左目を失明している愛媛県宇和島市の清水栄里子さん(63)は、身体障害者手帳を取得できた喜びを党員の松本紀代子さん、公明党の宮崎理恵・宇和島市議と手を取り合って分かち合った。 片目が見えないことで子どもの頃からいじめを受け、冷たい視線を投げかけられ続けてきた。今でも真っすぐに字を書くことができない。そんな清水さんはこれまで、身体障害者手帳を持っていなかった。 「当然、病院にも通って医師の診察を受けていたが、これまで誰も手帳の申請を教えてくれず、こんな制度があることも知らなかった」という清水さん。昨年11月ごろに、党員の松本さんを通じて宮崎市議に出会い、そこから事態は急速に動き出した。 「苦しい生活を強いられているのに、制度を知らなかっただけで受けられるはずの支援を受けることができないなんて」。宮崎市議は怒りにも似た気持ちで、行政との架け橋としてフル回転。必要な申請書や提出書類などの情報を提供しながら全面的にサポートした。清水さんの右目の視力が0・6以下だったことから、ついに今年4月に念願の手帳の交付が実現。2人が出会ってから、わずか6カ月のスピード解決だった。 手帳の取得で医療費が無料になったほか、交通費の助成などが受けられるようになった。「私の力だけでは、とてもここまで来ることができなかった。私はもう一人じゃない」と声を弾ませる清水さん。議員と党員の見事な連携プレーが、一人の人生を開く大きな力になった。