愛知県豊橋市は今年度から、市立くすのき特別支援学校のスクールバスを1台購入して2台に増やし、運行するバスを民間委託を含めて7台とした。行きは満員に近かった乗車率を下げ、コースは1増の7通りになった。 学校・バス車内で子どもをサポートする介助スタッフも1増の7人に。座って落ち着いているのが難しい児童生徒がおり、子ども同士の接触によるけがなどを防ぐのが目的だ。 バス1台の定員は48人。このほかに職員が数人添乗する。「2人掛け座席に1人で座らせるなど、特別な配慮を図りたい子もいる」(杉山富美子校長)。しかし、昨年度までは、行きで1台あたり平均44人の子どもが乗り、最大で46人が乗車するコースもあった。配慮のための空間が十分に取れなかった。バスが増えたことで、平均乗車人数は38人に減った。杉山校長は「ありがたい」と話した。 公明党の水野恵市議は昨年12月議会で、特別支援学校のバスと介助スタッフを増やすよう要望。自身が県外の特別支援学校で教員を務めていた時、バスにまつわるさまざまな苦労があったことを述べ、「子どもたちが安心して通える環境を確保することは、もはや待ったなしの重要な課題」と訴えていた。