千葉県を襲った記録的大雨で、県災害対策本部は14日、5人が死亡し、2人が心肺停止になったと発表した。気象庁はこの大雨を「令和8年8月千葉豪雨」と命名した。県内22市町の大雨特別警報と6市の土砂災害特別警報は、14日午前5時15分に警戒レベル4の危険警報などに切り替えられた。県災害対策本部によると、同日午後5時現在、5人の死亡を確認。2人が心肺停止、1人が行方不明となっている。県内計359カ所に避難所が開設され、7359人が避難したほか、多数の帰宅困難者が発生した。公明党同県本部(代表=平木大作参院議員)は13日、豪雨災害対策本部(本部長=同)を設置。公明、中道改革連合の議員は14日、被害の現場に急行し、住民から状況を聴いた。 ■千葉市に平木氏 平木本部長は、千葉市中央区大巌寺町で土砂崩れが発生した被災現場を調査。酒井伸二市議が同行した。 平木氏らは、自宅の裏庭が約3メートル下へ崩落した櫻林宏さん、順子さん夫妻から状況を聴取。敷地が奥行き1・5メートルほど地滑りし、やり場のない思いを明かした櫻林さん夫妻は、周辺住宅への被害にも触れながら行政に対し「早く対応してほしい」と訴えた。 平木氏は「公明党のネットワークを生かし、行政支援の迅速化に全力を尽くす」と力説した。 ■柏市に竹内氏 公明党の竹内真二同対策本部副本部長(参院議員)は柏市で被災者を見舞うとともに被害状況を調査した。阿部俊昭県議と塚本竜太郎、小川百合子両市議が同行した。 一帯で浸水被害が発生した同市高柳では、流れ着いた災害ごみでフェンスが押し倒された現場などを確認。自宅が床上浸水した和田均さん、ふじ子さん夫妻は「車も畳もやられてしまった。なかなか片付けが進まない」と話していた。 竹内氏は、山下佳代・我孫子市議と共に同市の被災状況も調査した。竹内氏は「生活再建ができるだけ早く進むよう全力で支援する」と語った。 ■船橋市に角田氏 中道の角田秀穂衆院議員は、船橋市内の各地で被災者を見舞った。公明党の木村修、橋本和子の両市議が同行した。 同市本中山で自宅兼理容室が床上浸水した中川統子さんは「これまで経験したことのない雨」によって床が泥だらけになったものの、近隣住民の協力でかき出すことができたと説明。線状降水帯に対応した排水機能の強化と、災害ごみの速やかな撤去を要望した。角田氏は「市や県と連携しながら取り組む」と力を込めた。 ■松戸市に原田氏 中道の原田直樹衆院議員は松戸市の被災状況を公明党の鈴木智明市議と共に調査し、被害に遭った住民から話を聴いた。 豪雨と河川の氾濫により、自宅が床下浸水した石井和幸さんは「家の前の道路が川みたいで不安でしかなかった。防げないことなので妥協するしかない」と肩を落とした。また、原田氏は市川市でも被災者を見舞った。 原田氏は「復旧に向けて後押ししながら、防災・減災対策に全力を挙げる」と語った。