アンダーパス
主に市街地で交差する道路や線路の下をくぐり抜けるため、周囲の地面よりも低く掘り下げられた道路の区間のことです。国土交通省によると、国や自治体が管理するアンダーパスは全国に3841カ所(2025年3月末時点)あります。
アンダーパスでは排水が追い付かないほどの大雨が降った場合、周囲から流れ込んだ水に覆われる「冠水」のリスクが高くなります。8月に千葉県を襲った「千葉豪雨」ではアンダーパスで車が水没し、犠牲者が出ました。
千葉豪雨以降も全国で大雨が続いています。今回の痛ましい事故を受けて国交省は9月、特に冠水の危険性が高いアンダーパスの安全対策を強化するため、警戒レベル4の大雨危険警報が発令された場合などに、予防的に道路を通行止めとする「事前通行規制」を導入。事前通行規制の対象となるアンダーパスは全国の国道22カ所(9月17日現在)へと広がっています。
また、自治体が管理するアンダーパスの一部でも、事前通行規制を導入する動きが広がりつつあります。
国交省は今後、遮断機の設置といった車両進入対策についても検討していきます。公明党は8月28日、千葉豪雨に関する政府への申し入れの中で、アンダーパスの安全対策強化を訴えました。





